大学におけるパーソナルコンピュータに関する実用講座の実践 : 10代から60代までの年令区分における受講生の意識の相違
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概要
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本研究では,大学で企画されたパーソナルコンピュータ実用講座で募集された,10〜60代の受講生22名を対象者として,同一教材を元にした講座の実践記録と事後の質問紙調査から,教科教育としての情報教育とは異なる環境での講義・実習の内容と,進め方の問題点を検討した.技能水準の特定が不可能な状況下ではあったが,検討の結果,機器利用に関する恐れや切迫感を基盤とした学習意欲は,講義内容と実務的な作業手順内の操作との関連づけを阻害し,受講の効果を自身が感じられない事態にさせる,等の問題点があることを示すことができた.
- 日本教育工学会の論文
- 2006-12-20
著者
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