大学入学時の情報機器習熟感による同一授業後の意識連関の相違
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概要
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本研究では,大学生の入学時におけるパーソナルコンピュータ習熟感に,一定の格差が生じているかを調査した.また,同一内容学習後のパーソナルコンピュータに対する知的獲得感や親近感,効力感の意識連関性が,習熟感の高低で異なるかを,事後調査により検討した.その結果,基本操作やインターネット,電子メールの分野で,習熟感に格差を認めることができ,高水準群では,不安減少が新知識の獲得感,興味増進は新操作の獲得感と関連し,低水準群はいずれも活用方法の獲得感に関連するという,意識連関の相違を明らかにすることができた.
- 日本教育工学会の論文
- 2006-03-20
著者
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