気管および気管支吻合部の粘膜上皮再生に関する実験的検討

元データ 1988-03-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

気管,気管支形成術や同種肺移植後の気管,気管支吻合部粘膜上皮の再生に対し,気管切除軟骨輪数の影響,気管支吻合部大網被覆の効果,免疫抑制剤の影響を実験犬にて組織学的に検討し,また同時に行った吻合部の気管支動脈の再生とも比較検討してみた。気管形成術において術後7日目には粘膜上皮および気管支動脈ともに再生していた。しかし,切除軟骨輪数が増加するほど粘膜上皮の再生は遅延する傾向にあった。気管支形成術においては,2週目には粘膜上皮,気管支動脈ともに再生していたが,大網被覆を行うと再生が促進された。同種肺移植では,Cyclosporine群において,2週目に粘膜上皮,気管支動脈の再生をみたが,Azathioprine群では再生が障害される傾向にあり,3週を要した。

著者

綾部 公懿 長崎大学第1外科
川原 克信 長崎大学第1外科
富田 正雄 長崎大学第1外科
中村 徹 長崎大学第1外科
辻 博治 長崎大学第一外科
岡 忠之 長崎大学第1外科
伊藤 重彦 長崎大学第1外科
新海 清人 国立嬉野病院外科
君野 孝二 長崎大学第1外科
新海 清人 長崎大学第一外科
橋本 哲 長崎大学第一外科
長谷川 宏 長崎大学第1外科
仲野 祐輔 長崎大学第1外科
伊東 重彦 長崎大学第1外科
長谷川 宏 日本赤十字社長崎原爆病院外科

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