知床半島の小河川におけるオショロコマSalvelinus malma malmaの栄養状態の季節変化
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概要
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オショロコマの栄養状態を,主として体栄養成分の季節変化から明らかにするために,北海道東部知床半島の小河川で採捕したものを試料とし,肝臓及び筋肉中の脂質,核酸,タンパク質などの含量を測定した。タンパク質含量とタンパク質/DNA比を除く指標は5月から8月にかけ減少し,9月に一時増加し,10月には再び減少する傾向が見られた。これらの変動は夏季における高水温が影響していると思われた。また,9月の一時の回復と,10月に脂質含量が2群に分かれた要因は,カラフトマス卵の飽食とスモルト化に関連する生理的な変化と思われた。
- 2008-03-15
著者
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山本 敦也
東京農業大学大学院生物産業学研究科
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虎尾 充
北海道立水産孵化場道東支場
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桑原 連
東京農業大学名誉教授,北海道シェル工業株式会社技術研究所
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桑原 連
東京農業大学名誉教授 北海道シェル工業株式会社技術研究所
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山本 敦也
東京農業大学生物産業学部生物生産学科
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