コンピュータシミュレーションにおける実験計画法の文法(<特集>シミュレーションにおけるSQCの貢献-シミュレーションとSQC研究会の成果をもとに)
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概要
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技術開発において,特に,新たな方法の開発,開発した方法の吟味,検証などで,コンピュータシミュレーションは中心的な役割を演じる.実験計画法は,実験を効率的に計画しデータを解析する方法であり,コンピュータシミュレーションにおける実験などにも有効に活用できることが期待される.本稿では,コンピュータシミュレーションを中核とした技術開発における実験計画法について,文法(grammar)として表現すべく活用方法を議論する.具体的には,暫定的に開発したシミュレーションモデルの検証,多数因子から少数因子の選別,複雑な関数の近似という側面から議論する.伝統的な実験計画法の活用方法は,多くの場面で有効であるものの,いくつかの場合においては,コンピュータシミュレーションの複雑さゆえに,いくつかの問題が生じる.本稿では,この問題を克服するためのいくつかのアプローチを提示する.
- 社団法人日本品質管理学会の論文
- 2008-01-15
著者
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