共役符号対の盗聴通信路への応用
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概要
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Wtber(1975)が情報理論的に定式化した盗聴下での安全な通信(以下,盗聴通信路)の問題への一接近法を論じる.特に盗聴通信路のための符号構成の具体的な道筋を示す.本接近法は線形符号の構成論と最近の量子鍵配送の解析で見出された方洗に根ざしている.本接近法により上記の盗聴通信路の問題の解つまり符号が得られる.その符号は標準的な意味(例えば,Tsfasman and Vladut,Algebraic-Gaometric Codes,1991)で陽に構成される.すなわち多項式計算量で構成できる.本接近法で得られる符号は古典および量子通信路における盗聴通信路に有効である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-11-15
著者
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