記憶を有する通信路におけるバースト誤りの相対出現頻度の概収束
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概要
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記憶を有する通信路における多重バースト誤り訂正符号の漸近的評価を行うために, 以下の事実を証明する. 状態数が有限の隠マルコフ過程{Z_i}に対して系列Z_1Z_2,..Z_n、 中に現れるバースト誤りの数をW_b(Z_1Z_2...Z_n)で表す. ただし, バースト誤りの数え方はガビドゥーリンのバースト距離による定式化(1971)に従う. 本稿では, 広いクラスの隠マルコフ過程{Z_i}に対して, バースト誤りの相対出現頻度, すなわち, 相対バースト重みW_b(Z_1Z_2...Z_n)/nがn→∞のとき概収束することを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-11
著者
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