10センチ級超小型衛星搭載用Ku帯送信機の開発(衛星通信技術及び一般(JC-SAT2007))
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概要
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人工衛星から放射される電波を地上に設置した電波干渉計で受信する方法によって、大気水蒸気の高感度リモートセンシングを行うことができる。この観測を行うため、マイクロ波帯の電波を放射する1辺の大きさが10センチの超小型衛星の製作が進められている。本報告では、この衛星への搭載を目指して開発中のKu帯の通信機及びアンテナについて述べている。送信機は70mm×60mm×30mmの大きさで、公称出力200mWである。アンテナはパッチタイプで、大きさ30mm×30mmである。実験室中での予備的な測定より、この通信機の周波数変動が0.02ppm程度、出力は300mW以上確保できているという結果を得ている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-10-25
著者
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