記憶モデル理論からみた中国語発音教育のあり方
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概要
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本稿はまず日本人、中国人児童、フィリピン華僑児童に対する中国語の発音教育を分析、次に記憶モデル理論を用いてこれらの教育の特徴を論じ、短期記憶および長期記憶が果たしている役割を考察する。最後に記憶モデル理論の見地から日本人に対する中国語発音教育に対し、以下の3点を提言する。(1)教える音は何段階かに分け、1回の授業で教える量は少なく抑える。(2)認知心理学の実験結果を踏まえ、学習および記憶に最適な数である7±2音節のフレーズや文を用いて教える。(3)大量の練習と反復を通じ、効果的かつ容易に吸収できるようにする。
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