「精神薄弱」関係用語に対する大学生のイメージ
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概要
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「精神薄弱」、「ちえおくれ」、「知的障害」、「精神遅滞」、「知能障害」、「発達障害」の「精神薄弱」関係6用語に対する大学生のイメージに関する調査をSD法を用いて実施し、如何なる用語が望ましいとイメージされているのか、また、如何なる用語が望ましくないとイメージされているのかについて分析を行った。さらに、これら「精神薄弱」関係6用語に対する大学生のイメージの構造についても分析を行った。その結果、6用語のうちでは、「精神薄弱」が、次いで「精神遅滞」が望ましくないとイメージされていると推測された。他方、望ましいとイメージされている用語を特定することは困難であった。最近よく使用されている「知的障害」が特に望ましい、とイメージされているわけでもなかった。さらに、「精神薄弱」関係6用語に関しての20個の形容詞対の因子分析結果から、3〜4個の因子を抽出したが、いずれの用語においても、評価因子、力量性因子、活動性因子の3因子が認められ、「精神薄弱」関係6用語に対する大学生のイメージの構造はかなり類似していると推測された。
- 東海大学の論文
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