介護老人保健施設における専門職種間連携
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概要
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介護保険制度の施行によりケアマネジメントが導入され、介護支援専門員を中心とした他施設他機関の職種間連携が重要視されはじめた。しかし、多職種が存在する入所施設においても職種間連携は考えられる必要がある。そこで本研究の目的は、介護老人保健施設における看護職と介護職の連携について先行研究をレビューし、検討することとした。先行研究によると両職種は施設内における専門性の確立を求めていることから、業務分担に視点を置き、連携が検討されていることが多いが、どれも分担や連携について明確にはなっていないことが示されていた。そこで、専門性は業務だけではなく、視点や価値観の違いと捉える必要があると考え、その結果、介護老人保健施設内における看護職と介護職の連携条件として(1)専門性を業務と捉えないこと(2)連携コーディネーターの存在が必要であることの2点が考察された。
- 東海大学の論文
著者
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本名 靖
東海大学健康科学部社会福祉学科
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北島 英治
東海大学健康科学部社会福祉学科
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本名 靖
東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科
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中村 房代
東海大学健康科学研究科
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本名 靖
東海大学健康科学部
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