1981年1月23日の地震に対する帯広でのアンケート調査
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概要
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1981年1月23日の北海道日高西部で発生した地震は帯広にIVの震度を与えた。地震後,帯広における詳細な震度調査を目的としたアンケート調査を実施した。アンケートを解析した結果,帯広の震度は3.86と求まり,さらに市内の震度分布図も作成した。アンケートの項目は震度を決定するために設定されているが,この中には定量化されにくい心理的・感覚的な設問がある。今回はそれらの項目を解析した。その結果,驚ろきと怖さは女性の方が男性よりも強く,そのために男女の平均震度の差が約0.2くらいあらわれることがわかった。石油ストーブの消火装置が作動した地区と以前求めた震度分布と比較したが,消火装置自体のバラつきの方が大きく,両者の相関はあまり見られなかった。
- 帯広畜産大学の論文
- 1985-11-20
著者
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