Str. lactis並びにLact. bulgaricusのPenicillin, Streptomycin及びAcromycinに対する感受性及び耐性獲得について
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概要
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Str. lactis及びLact. bulgaricusのPenicillin,Streptomycin及びAcromycinに対する感受性及び耐性獲得について試験し,次のごとき結果を得た。1)Str. lactis及びLact. bulgaricusは何れも少量のこれら抗生物質の存在により酸生成が抑制される。Penicillinに対してはStr. lactisの方がLact. bulgaricusよりも抵抗力が弱い。2)累代培養法による耐性附与においては,Str. lactisはLact. bulgaricusよりも耐性を獲得し易い。またStreptomycinに対する耐性獲得の方がAcromycinよりも容易である。なお,Str. lactisの場合,耐性株の酸生成は原株に比して多かった。
- 帯広畜産大学の論文
- 1959-06-30
著者
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