21世紀の国立国会図書館 : 二つの機能を評価する(<特集>国立図書館のパースペクティヴ)
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概要
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国立国会図書館が国際的にまた歴史的に担っている国立図書館としての性格と政府図書館としての性格をレビューしたうえで,近年の構造改革の動きとサービスのデジタル化という二つの観点から同館のサービスを評価した。このうち国立図書館としてのサービス機能は着実に実施され,とくにデジタル情報技術が導入されることによって,国民および図書館にとっての利便性は上がったと評価できる。他方,議会に対するサービスはこれまで十分な評価を受けておらず,今後の評価に待つことになる。さらに行政府に対する支部図書館制度は根本的な制度的な見直しをして実効性を上げる必要がある。
- 2007-11-01
著者
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