トランジスタ動作点解析による故障論理の追跡 : フィードバック故障による発振現象の取得(LSIの評価・診断・解析及び,品質)
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概要
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トランジスタレベルの診断技術において、中間電位の定義と各電位が設定するインピーダンス値を細分化することで診断精度を向上させた。前者の中間電位はInverter回路において電圧利得(VOUT/VIN)の絶対値が1以上のエリアに対して設定される電位である。後者はこの電位によるPchTrとNchTrの電流-電圧特性から決定される動作点を分類して得られるインピーダンス値の細分化である。多様なTr形状のインピーダンスに対してTrのゲート長(L)/ゲート幅(W)値を用いた換算を行う。この結果、故障動作の再現精度が向上し、組合せ回路と共に順序回路の診断が可能となった。そして、従来方式では追跡が難しかった故障論理の伝搬やフィードバック動作の再現が可能となった。
- 2007-09-07
著者
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