可視・赤外センサフュージョンによる車両検知システム

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
通過台数計測や速度計測、車種判別を行う車両検知システムは、交通管理の最適化・効率化を目的としたシステムの1つである。本稿では、路側に設置された可視および赤外画像センサの映像の背景差分画像を合成した画像から車両を検出し、昼夜を問わない車両検知システムについて報告する。日中2時間、夜間2時間のデータを処理した結果は、5分間隔毎の車両検知平均誤差率が日中6.6%、夜間7.9%となった。また、テストコースでの普通車と大型車の走行データに対する車種判別の誤り率と速度計測の誤差率はそれぞれ4.3%と7.7%となり、可視カメラ単体および赤外カメラ単体での処理よりも性能を向上させることができた。
一般社団法人情報処理学会の論文
2000-09-18

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク