基礎看護学実習Iにおける学生が意味づけした経験に関する研究
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概要
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基礎看護学実習Iにおける学習活動の効果を評価するために,学生が実習後に記述し意味づけした経験の特徴を明らかにした,短期大学看護学科1年次に在籍する29名のレポートを分析対象とし,質的帰納的研究技法によって抽出した299の経験を内容分析した,結果,学生が意味づけした経験は29のサブカテゴリーに分類され,意味内容の類似性によって,(1)初めて患者と関わり援助しとまどう,(2)直接見ることや他者と関わる中で,看護の知識を広げる,(3)自己の援助の振り返りにより自己評価し改善点に気づく,(4)感情を伴いながら患者と関係性を築く,(5)自己を洞察し自己の今後の課題を見つける,(6)メンバー同士の協力や他者からのフィードバックを受け入れる,の6つのカテゴリーに統合された.
- 桐生短期大学の論文
- 2006-12-06
著者
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