新潟地域における積雪期地震を考慮した病院防災に関する事例分析(第4部 学術論文,災害からの復興と防災フロンティア)
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概要
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After Hyogo-Ken Nambu (Kobe) Earthquake, Dept. of Med. Sci. at Kobe University or other hospitals amended the disaster mitigation plan and continued to educate staffs in order to cope smoothly with the situation of many injured or lesions. However, most of relatives are tending to overlook the disaster mitigation in considering of the earthquake in snowy season. Therefore, authors analyzed suitable manual for hospital from hardware component to patients treatment in wintertime based on the reconnaissance survey and hearing. This paper consists of followings; 1) Analysis and perspective on other research achievements, 2) Comparison of countermeasures for hospital facilities and patients depended on each seasons through the reconnaissance survey both on domestic and overseas basis, 3) Estimation the demand of dialysis due to acute renal failure (ARF) or crush syndrome due to being buried under snow debris for longer time than in the other seasons, 4) Suggest the desired preparedness and recovery hospital equipments and patients control system according to the hearing results from Niigata Prefectural hospitals. According to the above mentioned, analysis that are concerned with disaster mitigation program, most of research achievements are only referred to manual for hospital, without describing the heart or brain disease, which caused by vascular damage due to exposure to cryogenic circumstance. Therefore, it is necessary to consider the preventative measures in wintertime such as storage of water for prevention of freezing, in order to cure various injured when making disaster mitigation manual. Meanwhile, we must give priority to geriatric patients because the lesions can become even worse due to the gloomy prognosis as well as the highly aging ratio in snowy areas. Actually, some public hospitals prepared electricity equipments, warmer apparatus and water in order to cope with evacuee under cryogenic situation in addition to the preparedness of drugs and foods as first aid, which set good examples for us.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 2004-02-20
著者
-
神田 順
東京大学大学院新領域創成科学研究科
-
神田 順
法人制度基本問題検討委員会:東京大学
-
神田 順
竹中工務店東京支店設計部
-
神田 順
東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻
-
神田 順
日本建築学会政策推進委員会:東京大学
-
神田 順
東京大学大学院工学系研究科
-
三橋 博巳
日本大学理工学部
-
青山 清道
新潟大学積雪地域災害研究センター
-
木村 智博
東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻
-
神田 順
東京大学大学院環境学系研究科社会環境文化学専攻
-
神田 順
東京大学大学院環境学専攻
-
神田 順
東京大学工学系研究科建築学専攻
-
青山 清道
新潟大学災害復興科学センター
-
神田 順
東京大学大学院
-
神田 順
東京大学環境学専攻
-
木村 智博
東京大学大学院
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