「甘え」,「甘える」,「甘えさせる」とは何か? : 素朴概念の分析を通して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This study was conducted to investigate what layperson's concepts of “amae,” “amaeru,” and “amaesaseru.” 105 persons (30 males and 75 females, M-27.7, S-14.0) were asked to describe in the open-ended format what these concepts imply to them. Main findings were as follows: (a) In layperson's concepts of “amae,”the frequently described categories are “laziness”(16.5%), “having someone do what one doesn't want to” (12.6%). In layperson's concepts of “amaeru”, the frequently described categories are “acting selfish” (16.5%), “having someone do what one doesn't want to” (12.6%). (b) In layperson's concepts of “amaesaseru”, the frequently described categories are “granting whatever a person wishes” (20.2%), “giving psychological supports” (12.6%).
- 2001-03-31
著者
関連論文
- 反復性のつらい体験によって形成される「心の傷スキーマ」の実証的研究 : 閾下感情プライミングパラダイムを用いて
- 愛着スタイルごとのネガティブ感情に対する対処法の違い : 自由記述の分析を通して
- 小学校でディスカッション技能を育むためには何が必要か
- 授業場面に潜む"暗黙のルール"と発言スタイルとの関連
- 「情緒的甘え」と「道具的甘え」との区別の実証的意義の検討 : 青年期の甘え欲求の違いと甘えタイプからの分析を通して
- 集団規模と集団成員同士の親密性とが協同問題解決型議論の相互作用に及ぼす影響 : 情報統合型課題を用いて
- 協同問題解決型議論の学習効果
- 31 潜在的児童虐待被害者の実態(自主シンポジウム)
- 授業場面でのディスカッションの意義を求めて
- 4つの成人愛着スタイルにおける愛着対象・手段・方略間での愛着行動の一貫性と安全欲求の検討
- 成人愛着スタイルは成人の愛着行動パターンの違いを本当に反映しているのか?
- CAQ版ER尺度(CAQ-Ego-Resiliency Scale)作成の試み
- 成人における愛着スタイルと愛着行動の状況間一貫性
- PD045 ER尺度(Ego-Resiliency Scale)の信頼性と妥当性の検討(ポスター発表D,研究発表)
- "一般他者"を想定した愛着スタイル尺度の信頼性と妥当性の検討
- PE10 愛着スタイルにより家族表象は異なるのだろうか? : 文章完成課題における第1反応の分析(発達,ポスター発表E)
- 成人愛着スタイル尺度間にはどのような関連があるのだろうか? : 4カテゴリー(強制選択式,多項目式)と3カテゴリー(多項目式)との対応性
- Brennan et al.(1998)の成人愛着スタイル尺度の日本語版作成とその妥当性の検証
- 成人の愛着行動とはどのようなものか? : 女子大学生の自由記述の内容分析を通して
- 21 教師が暗黙に想定しているコミュニケーションスキルの発達モデルとは?(自主シンポジウムE)
- 10 保育園での潜在的被虐待児の早期発見と対応に関わる諸問題をめぐって : 実態と課題(自主シンポジウムC)
- PD039 いじめにおける間接的・直接的攻撃の性差 : 攻撃被害と傷つき程度に注目して
- PB16 複眼的思考を育む家庭での会話とは?(発達,ポスター発表B)
- PC63 教師の「話し合い活動」についての認識 (1) : 教師は「話し合いのうまさ」をどう考えているか
- 心の傷スキーマ効果の男性への一般性の検討 : SAMsの手がかりを用いての小田部・加藤(2007)結果の追試と日本人での閾下感情プライミング効果の再追試
- 家庭での会話の発達的変化
- PC67 大学生の授業中の発言スタイル(2) : 「複眼的思考」の水準が及ぼす影響
- PG80 複眼的思考尺度の構成
- 「キレ」の素朴概念の質的分析
- 大学生のキレと怒り制御方略の関連
- 保育園や幼稚園において潜在化する被虐待児の発見および通告を阻害する要因をコード化するスキーマの作成(人文科学編)
- 保育園や幼稚園において潜在化する被虐待児の発見および通告のプロセス・モデルの改訂
- PA022 保育園における潜在的被虐待児の特徴分析(ポスター発表A,研究発表)
- 親による園児虐待への対応に対する保育園保育士の抱える不安と園の対策の実態(人文科学編)
- PD38 多重性児童虐待尺度の妥当性の検討および対人行動面との関連(人格,ポスター発表D)
- 人とのやりとりにおいて,関東と関西とでは違いがあるのか : 自分のヘマを他者に話す行動を通しての地域文化差の探索的検討
- 15 子どもの聴く力・話す力を育むには(自主シンポジウム)
- 小学校教諭が認識している対話型授業が持つ利点とは : 「教師主導型」、「教師-生徒対話型」、「生徒間対話型」の3授業タイプの比較を通じて
- ドメスティック・バイオレンスに曝された経験とその後の心理的適応 : 大学生への調査
- PC66 大学生の授業中の発言スタイル(1) : 「質問を思いつくか,するか」という視点からの検討
- 「甘え」,「甘える」,「甘えさせる」とは何か? : 素朴概念の分析を通して
- PD030 大学生の知覚する目標構造、目標志向と学業的援助要請行動との関連(ポスター発表D,研究発表)