スペクトル拡散方式を用いたマルチターゲット型双方向車車間通信・測距統合システム(ITS1,ITS画像処理,映像メディア,一般)

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概要

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本稿では、通信と測距を同時に行う事の出来るスペクトル拡散方式に着目し、双方向車車間通信・測距統合システム(車車間双方向通信ブーメラン方式)として、後方車両が複数の前方車両にデータを送信し、各車両が通信をすると同時に、後方車両は距離を測定する車車間マルチターゲット型双方向通信ブーメラン方式を提案し計算機シミュレーションを行う。本シミュレーションは、まず符号の合成波を用いた第1手法のシミュレーションを行った。その結果としては、干渉を加えていない状態ではある程度良好な結果を得られたが、干渉を入れての結果は、干渉車が通信車両より近いと通信できないことが確認した。続いて、干渉の影響が少ないと考えられる符号選択型の第2手法のシミュレーションを行った。その結果、第1手法より良好な結果を得ることができた。
社団法人電子情報通信学会の論文
2007-02-15

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