A-21-7 POFを用いた睡眠時無呼吸センサの開発(A-21.センサネットワーク,一般講演)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome: SAS)は睡眠中に10秒以上の呼吸が停止もしくは、気道が狭くなり呼吸が細くなること(10秒以上換気量が50%以上低下すること)が5回以上繰り返される疾患であり、症状は起床時の頭痛,日中の眠気などの症状が現れる。そのため、SAS患者の中には強い眠気のために居眠り運転をして交通事故や産業事故を引起こす要因になりかねないとの報告もある。また,高血圧を引き起こす原因となり,心筋梗塞・脳卒中などの合併率も高くなる。その他にも夜間頻尿や頭重感や口渇などの症状がある。この疾患の有病率は人口の4%と言われており、日本には約200万人いると言われている。中高年の男性にみられることが多いが,近年子供にも増えてきている。一方、既に我々はPOFを用いた防犯センサの開発を通じて10gの加重にも反応するほど側圧に敏感であるということを報告している[1]。今回我々は、寝具にPOF (Plastic Optical Fiber)を敷き詰めることにより、呼吸の有無を検知することを試みたのでその結果を報告する。
- 2006-03-08
著者
-
三田地 成幸
東京工科大学バイオニクス学部
-
三田地 成幸
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部
-
三田地 成幸
東京工科大 Cs
-
三田地 成幸
東京工科大学
-
名取 勇人
東京工科大学 工学部 電子工学科
関連論文
- 新規高耐湿性光学接着剤を用いた光デバイスの信頼性向上(光部品・電子デバイス実装技術,一般)
- B-20-43 液流センサのLAN接続によるアラーム送信実験(B-20.ユビキタス・センサネットワーク,一般セッション)
- C-3-94 光ファイバ型睡眠時無呼吸センサを用いた各種SASの測定(C-3.光エレクトロニクス,一般セッション)
- C-3-95 光ファイバ型睡眠時無呼吸センサとポリソムノグラフィとの詳細比較(2)(C-3.光エレクトロニクス,一般セッション)
- C-3-14 各種光ファイバを用いた簡易操作型睡眠時無呼吸センサの特性(C-3.光エレクトロニクス,一般セッション)
- C-3-74 光ファイバを用いた睡眠時無呼吸センサとポリソムノグラフィとの比較(C-3.光エレクトロニクス,一般セッション)
- 香りを語るコンピュータの研究
- ファイバPC光接続法を用いた2心形PLCコネクタ
- 高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術に関する研究
- 高密度実装用MU形簡易光レセプタクルの設計と特性