情報セキュリティ担保の構造を表現する表記法の必要性(情報システム編)
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概要
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2005年4月に日本政府が示した「u-Japan構想」では,いるいわゆるユビキタス社会の実現をめざし,情報通信技術(ICT: Information and Communication Technology)の上に構築された社会基盤を利用し,様々なアプリケーションが,一般消費者全体にまで広く拡大することを示唆している。しかし,そのように拡大し,多様化するICTの利用において、一般利用者の情報セキュリティ上の安全の認識は現在十分とは言えない。また,ICTが専門的であり,発展や展開がはやい事に対し,一般利用者という範疇は,あくまで非専門家であることを考えると,u-Japanが完成するとされる2010年においても,その認識の度合いは大きく改善されることは期待し難い。そこで,本論文では,健全なユビキタス社会のために,一般利用者が直接認識できない脅威について考え,これを間接的にでも一般利用者が確認でき,それが信頼に足る社会基盤として確立するための道具立てとして,情報セキュリティを担保する構造の表記法について,その有効性と備えるべき特徴について考察した。
- 新潟国際情報大学の論文
- 2006-06-22
著者
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桑原 悟
新潟国際情報大学情報文化学部情報システム学科
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桑原 悟
東京農工大学大学院工学府情報工学専攻:新潟国際情報大学情報文化学部情報システム学科
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桑原 悟
情報システム学科
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桑原 悟
新潟国際情報大 情報文化
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