『改正三河後風土記』について(一) : 用字・用語を中心として
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概要
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『改正三河後風土記』の用字・用語について、主として意味が現行と異なるものを検討すると、和語より漢語の方が圧倒的に多く、漢語の意味の変化の激しいことがわかる。又、意味が現行と異なる理由を考えると、歴史的に意味が変化した結果によるものが多いのは当然であるが、それとかかわりなく、漢語に近い意味で用いられていたり、鎌倉時代以来の軍記物語に通じる用法の見られる点に、『改正本』の漢語の特色がある。
- 2006-03-01
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