従 "猪仔問題" 振道看≪香港船頭貨価紙≫的編輯方計与定位(II 個人研究)
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概要
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『香港船頭貨価紙』(1857年創刊)は中国で最も古い中国語日刊紙『香港中外新報』の前身であり,中国の近代新開発展史において特殊な地位を占める。本論文は以下のことを主な目標とする。1)「猪仔問題」に関する同紙(日本版の『官版香港新聞』等を含む)の報道と論評をもとに,同紙の編集方針と,その位置付けについて考察する。2)同紙は,英植民地香港の英字紙『〓刺西報』(The Daily Press)の系列新聞であり,「唐人に有益」であることを標榜し編集者も華人であったが,「自ら権を操る」ことができなかった。したがって,華人自らの手による新聞創刊の範疇に同紙を含めることはできない,ということをさらに明確にする。
- 2006-05-31
著者
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