寧波『中外新報』(1854-1861)の編集方針と報道姿勢(研究課題:日中ジャーナリズム交流史の系譜についての研究,I 共同研究)
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概要
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『中外新報』(1854-1861)は中国寧波における最初期の近代中国語新聞であり,米国人が中国で創刊した初の中国語新聞でもある。『中外新報』を発行した二人の米国人宣教師は寧波を拠点とし,同紙を寧波の地方紙として位置づけ,報道と論評を行った。本論文は以下の3点について重点的に考察し,『中外新報』の編集方針と報道姿勢について認識をさらに深めることを目指す。1,寧波のローカルニュースに対する報道・論評姿勢2,中国・西洋人の紛争を巡る社会面記事の報道手法3,中国・西洋諸国間の矛盾に対する基本的立場と態度
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