新生児室における新生児の体温変動と環境
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概要
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新生児の快適な環境作りを検討するために,10名の正常新生児を対象に,直腸温と環境温・湿度,風速を測定した。直腸温は出生5分前後から,環境温・湿度,風速は,新生児室入室から測定を開始し,生後12時間までインターバル1分で行った。その結果,新生児室の温・湿度は25℃,60%,風速は一例を除き0.1〜0.4m/secであった。新生児室入室時の直腸温が37.5℃以上の児の体温管理は困難で直腸温の変動が大きかったが,新生児室入室前である分娩室での新生児の直腸温が適切に保たれていれば,新生児室においても大きな変動はなく安定して経過した。このことから,分娩室における出生直後の体温管理が非常に重要であることが示唆された。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 1999-03-20
著者
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