血中ホモシステイン上昇と関連Bビタミン群欠乏が高齢者の認知機能・うつに与える影響(高齢者とB群ビタミン)
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概要
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The association of total blood homocysteine concentration with the risk of atherosclerosis, osteoporosis, and cognitive dysfunction has been speculated because patients with homocysteinuria, a hereditary metabolic disease with very high levels of blood homocysteine, develop vascular complications, skeletal abnormality, and mental retardation. Abundant epidemiologic evidence has confirmed that moderate elevation in blood homocysteine, commonly seen in the general elderly population, is an independent risk factor for atherosclerotic vascular diseases including coronary, cerebrovascular, peripheral arterial disease, and deep vein thrombosis. Furthermore, in recent years, evidence is increasing that levels of homocysteine are associated with the occurrence of osteoporosis and cognitive impairment. Because administration of B vitamin supplements is a simple and safe means to lower blood homocysteine concentration, the supplementation should be considered if the causal relation between elevated plasma homocysteine concentration and these disorders is once established. Evidence indicates that elevated levels of homocysteine might be a modifiable risk factor among Japanese as well, especially elderly population. In this paper, current knowledge on the relation between levels of homocysteine, related vitamin B deficiencies, and neurocognitive dysfunction is reviewed.
- 日本ビタミン学会の論文
- 2005-12-25
著者
-
井口 昭久
名古屋大学医学部老年科
-
葛谷 雅文
名古屋大学老年科
-
小池 晃彦
名古屋大学
-
小池 晃彦
名古屋大学大学院医学研究科 発育・加齢医学 老年科学:健康増進医学 健康スポーツ医学
-
神田 茂
名古屋大学大学院医学研究科 発育・加齢医学,老年科学
-
岡田 希和子
名古屋大学大学院医学研究科 発育・加齢医学,老年科学
-
井澤 幸子
名古屋大学大学院医学研究科 発育・加齢医学,老年科学
-
榎 裕美
名古屋大学大学院医学研究科 発育・加齢医学,老年科学
-
葛谷 雅文
名古屋大学 大学院医学系研究科老年科学
-
葛谷 雅文
Department Of Geriatrics Nagoya University Graduate School Of Medicine
-
井口 昭久
名古屋大学 大学院医学系研究科(老年科学)
-
井口 昭久
名古屋大学 老年科
-
葛谷 雅文
名古屋大 大学院医学研究科 発育・加齢医学 老年科学
-
神田 茂
名古屋大学大学院医学研究科 発育・加齢医学 老年科学
-
葛谷 雅文
名古屋大学大学院医学系研究科老年科学教室
-
井口 昭久
名古屋大学 医研究 老年医
-
岡田 希和子
名古屋大学大学院医学研究科 発育・加齢医学 老年科学
-
榎 裕美
東海学園大学人間健康学部管理栄養学科
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