摂食指導を担当する養護学校教員の研修
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概要
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本研究は、肢体不自由養護学校における摂食指導の現状を調査し,摂食指導を担当する教員の研修方法について検討することを目的とした。肢体不自由養護学校教員を対象に,児童生徒の食事上の問題,指導体制,指導上の悩み等からなる質問紙調査を実施した。その結果、多くの教員が大学での養成教育や指導経験が不十分なまま指導にあたらざるを得ない状況にあり、悩みを持ちながら指導にあたっていた。指導上の悩みは、教員一人一人の力量に関する内容と、教員や保護者との連携の方法に関する内容に分けられた。大学教員の現職研修への貢献は、これまでのような教員個人の力量を高める支援だけでは不十分であり,教員や保護者が協働して指導にあたるための方法に関する支援が必要であることがわかった。
- 上越教育大学の論文
- 2006-03-20
著者
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