Relationism-Firstの規範の基づくハイテク汚染への一提言 : VDT電磁環境での一原理実験と基礎理論
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概要
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ハイテク汚染をはじめ我々の直面している現在的諸問題は、関連する倫理面や広く文化面をも含めた多くの環境因子間の多様な(線形・非線型の)相互関連性を軽視して、特にUtilityのみを優先してきたためと思われる。このような問題の解決のため、前報告の続報として、本報告では、できる限り多くの環境因子を同時に採り上げた後それらの相互関連性を先ず調べるべきとの立場にたち、その後でこそ特定した応用面(Utility)を考えるべきとの"Relationism-First"の規範に先ず着目する。この考えに沿った相互主体的分析方法の一試みとして、光と陰:RiskとUtilityの両因子に同時に注目し、一方法論として既報告の少なくも2因子間における(線形から非線形への)拡張型相関分析法を採用してみる。さらに、提案した方法の原理的実験例として、対照的な2因子:VDT電磁環境での磁界(Risk)と音(Utility)のみを一試みとしてとりあげ、高次化への相互関連分析を一旦行い、特にTecnoAO(仏:ISO認定工場製造、CEマークあり)設置により軽減した磁界から、設置しないもとの場合でなまの音の揺らぎ分布をすら推定できる逆問題にも本手法が有効なことの一端を確認してみた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-07-13
著者
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