成人看護学実習前の演習における学習効果 : 手術後の創傷処置を通して

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概要

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• A短期大学部看護学科において、3年次の臨地実習開始前に手術後の創傷処置演習を行なった。その学習効果を、学生の自己評価と意見・感想の記述から考察し、以下の結果を得た。1.自己評価は、行動目標の全項目において高い達成度であった。この結果は1年次の無菌操作の演習が今回の演習の動機付けにつながったためと考えられた。2.学生は演習を行った意味を「創傷管理技能の獲得」、「実習に備える」、「観察点を知る」などと捉えているものと考えられた。3.演習による学習内容には、患者の気持ちや観察ポイントの理解などがあり、学習の過程は技術の再確認や以前経験した演習の想起などによるものであることがわかった。さらに実習前学習の必要性も動機づけられた。

• 高崎健康福祉大学の論文
• 2006-03-30

著者

• 高橋 さつき

  群馬県立県民健康科学大学

• 田邉 美佐子

  短期大学部・看護学科

• 木村 清美

  短期大学部・看護学科

• 瀬山 留加

  短期大学部・看護学科

• 高橋 さつき

  短期大学部・看護学科

• 近藤 由香

  短期大学部・看護学科

• 瀬戸 正子

  短期大学部・看護学科

• 田邉 美佐子

  高崎健康福祉大学看護学部看護学科

• 高橋 さつき

  群馬大学医学部附属病院

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