基礎看護技術演習にロール・プレイングを実施した場合の観察者としての反応と学び
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の目的は、基礎看護技術演習にロール・プレイングを実施した場合の観察者としての反応と学びの内容を明らかにすることである。本研究のデータは、看護学生95名の「演習に伴う反応」についての質問紙調査の結果と、演習後の感想に記述された内容を内容分析したものである。結果として、1)演習に伴う反応は、肯定的・否定的ともに8割以上であったが、楽しいと感じた学生は約半数であった。2)演習の感想からは、【演習に対する不安】、【学習の必要性】、【ロール・プレイングの効果】、【方法の修正意見】、【学習意欲】、【教員が患者役をした効果】の6カテゴリーが抽出された。3)緊張や不安の原因は、観察者の数が多いことにあり、方法の改善について検討が必要であることが明らかになった。
- 高崎健康福祉大学の論文
- 2006-03-30
著者
関連論文
- 看護学生の進路上の悩みとストレス対処行動の実態および成績との関連
- 手洗い演習の到達度からみた学習効果
- 見学実習前の手洗い演習が、実習と生活に及ぼす効果
- 基礎看護技術演習にロール・プレイングを実施した場合の観察者としての反応と学び
- 基礎看護技術演習に教師が役割演技をした場合の学習効果
- 基礎看護学実習における学生の学び : 実習効果に焦点を当てて
- 基礎看護学実習における学生の学び : 患者理解に焦点を当てて
- 基礎看護技術演習における自主学習時間の活用方法の検討--ビデオ学習をした効果と改善点