基礎看護技術演習に教師が役割演技をした場合の学習効果
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概要
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基礎看護技術演習に教員が役割演技をした効果を明らかにする目的で、質問紙調査を実施した。この調査の結果を3つの側面から検討した。認知領域は知識の習得、精神運動領域は技術、情意領域は配慮をさす。行動目標の到達度から見た教員が役割演技したときの効果は、認知領域は72%、精神運動領域は50%、情意領域は34%であった。教員が患者役をした学習効果は、専門知識を駆使した臨場感と、適切なフィードバックである。事例や状況の設定及び、適応した技術は適切であった。しかし実施方法は検討が必要である。
- 高崎健康福祉大学の論文
- 2006-03-30
著者
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