本学理学療法学科学生のコンピュータ・リテラシーに関する調査研究

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概要

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本研究の目的は,学生に対し自己学習用のマルチメディアコンテンツを提供した教育を進めるための基礎的資料として,学生のコンピュータ・リテラシーについて調査することである。本学理学療法学科学生169名に対し,無記名にて13項目の調査を実施し,97%の有効回答を得た。その結果,PC所持率は93%であり,メールとホームページ閲覧のみが8%,ワープロソフトの利用までが18%,エクセル・パワーポイントの使用まで可能な者は63%の順であった。また自宅からインターネットが利用可能なのは68%であった。一昨年より試行的に提供しているCD-ROMによる自主学習コンテンツについては,95%の学生が利用しており,79%が大変有益またはある程度有益と回答した。利用可能なメディアはCD-ROMがPC所持者の96%であったが,無線LANは21%に留まり,セキュリティー環境も含めて早期導入は困難である点が示唆された。
茨城県立医療大学の論文

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