翼形類(二枚貝) 3 科 3 種の染色体数
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
前報(IEYAMA & INABA, 1974)に引続き翼形類フネガイ科のカリガネエガイ, イタヤガイ科のイタヤガイ, イタボガキ科のスミノエガキの3科3種の染色体について報告する。カリガネエガイの染色体数は14(n), 28(2n)で, 2nでは5対の中部又は次中部付着(M-SM)染色体と9対の次端部又は端部付着(ST-T)染色体から構成される。イタヤガイでは19(n), 38(2n)で, 3対のM-SM染色体と16対のST-T染色体から成る。スミノエガキは前報のカキ類と同じく, 10(n), 20(2n)の染色体をもち, すべてM-SM染色体であった。これらの関係を前報と併せてTable 1に示してある。
- 日本貝類学会の論文
- 1975-04-30
著者
関連論文
- 日本産カワヒバリガイ属の染色体と核 DNA 量
- イガイ科 8 種の核型
- フクイマメシジミとマメシジミの形態
- ゴマガイ科数種の染色体と核 DNA 量
- 岐阜県と長野県の山地に産するヒダゴマガイ(新種)
- カキツバタガキとワニガキの染色体
- マメシジミ属 2 種の生殖巣の構造
- 翼形類(二枚貝綱)4 科 10 種の染色体数
- 8. 糸鰓目(二枚貝)11 種の染色体(研究発表要旨)
- 松山平野に分布するチビマメシジミ亜属の二枚貝
- イガイ科数種の染色体と核 DNA 量
- 13. イガイ科 11 種の核 DNA 量(平成 6 年度大会(東京)研究発表要旨)
- ツノガイ科 2 種の核型
- 古多歯亜綱 2 科 2 種の染色体
- 翼形類 3 科 6 種の染色体
- クジャクガイ属 4 種の染色体
- キヌタレガイ科(二枚貝, 隠歯類) 2 種の核型
- マルスダレガイ科(二枚貝綱, 異歯亜綱) 3 種の染色体について
- イガイ科 2 種の染色体について
- 翼形類(二枚貝) 3 科 3 種の染色体数
- ゴマガイ類の染色体と核フォイルゲン染色画像の定量解析
- 群馬県産マメシジミの1種Pisidium conventus aff. akkesiense