飼料混入法によるBacillus thuringiensis製剤のカイコ検定 : 4. 1および2検定濃度による致死活性の評価
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概要
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BT剤の品質管理を目的としたカイコカ価検定ではLC_<50>をもとに検定品の標準品に対する相対力価で行われる.LC_<50>は通常5〜6段階の検定濃度における致死率をもとにプロビット法を用いて算定される.本報ではカイコ検定をより簡便にすることを目的として,検定濃度数を2あるいは1段階にした時の致死率をもとに2つのBT検体の相対活性を求める方法についてカイコ2齢幼虫を用いて検討した.その結果,2および1検定濃度で算定した2検体の相対力価は6検定濃度で算定した値にほぼ近い結果が得られた.それ故,品質管理を目的としたBT剤のカイコ検定において今後検定濃度を少なくできる可能性が示された.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 2006-05-25
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