無線マルチホップアクセスネットワークにおける安定記憶実現手法
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概要
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無線マルチホップアクセスネットワークにおいて、k-同時故障への耐性を実現する手法として、チェックポイントリカバリがある。チェックポイントリカバリでは、各モバイルコンピュータの状態情報を格納する安定記憶を実現しなけらばならない。本論文では、モバイルコンピュータの故障独立した安定記憶を実現するために、k台の近隣モバイルコンピュータの揮発性記憶か、故障独立な安定記憶を実現している無線マルチホップ通信で到達可能である無線基地局に状態情報を格納する分散型安定記憶の実現手法を提案する。提案手法では、従来の3フェーズ型チェックポイントプロトコルにおける制御メッセージに状態情報をピギーバックすることにより、制御メッセージを追加することなく安定記憶を実現することができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-02-23
著者
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