防災科研の観測網について : Hi-net, F-net, K-NET, KiK-net
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概要
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1995年の阪神・淡路大震災の後,我が国の地震観測システムを抜本的に改革する国家プロジェクトが始まった.この計画の下,防災科研は多数の高感度地震計,広帯域地震計,及び強震計からなる地震観測網を全国に整備してきた.2006年3月現在で,約1700箇所の強震観測施設,約800箇所の高感度地震観測施設,約70箇所の広帯域地震観測施設が整備されている.防災科研は,これら多数の地震観測施設からなるネットワークの維持・運用を円滑に行うとともに,観測網から得られるデータの収集,処理,及び一般国民への提供を行っている.観測網から得られるデータは,気象庁や国立大学等ヘリアルタイムで流通されており,我が国の地震調査研究や地震防災行政に大きく貢献している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-21
著者
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