off-axis法を用いたステレオグラフィックスの奥行き感に関する研究
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概要
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off-axis法による投影変換は,2眼式ステレオグラフィックスにおいて,垂直視差を含まないステレオ画像対の生成を可能とするが,投影像の周辺部におけるひずみの増加が問題となる.本研究では,off-axis法の諸特性を把握するために,実写画像の投影法に近いteo-in法との比較を行い,視差と投影像のひずみを定量的に評価した.また交差視差条件の融像限界において,知覚される奥行き量と左右投影中心間隔の関係を心理物理実験により調べ,正しい奥行きと物体の大きさが知覚されるための条件を明らかにした.さらに,これらの結果に基づいて自然な立体視を保持しつつ疲労感を低減するためのステレオ投影法について考察した.
- 関西大学の論文
- 2005-07-15
著者
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