仮想評価法による農地の経済的評価 : 千葉県を対象として
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概要
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千葉県下の世帯を対象としたアンケート調査により収集されたデータを用い,仮想市場評価法(CVM)よる農地の経済的評価を行った.付け値関数の推計には,まだ実証分析への適用例の少ないMcFaddenモデルを採用した.用いた特性変数は,世帯員数(人),主たる所得者の年齢(7段階)と職業ダミー,世帯のある市町村の人口密度(人/Km^2)の4つで,WTPは人口密度が高いほど低くなり,世帯員数が多いほど高くなる傾向があることが示された.(期待)WTPは一世帯当たり年間3.59千円から6.71千円と相対的オーダーにおいて既存の研究と矛盾のない結果が得られた.
- 1998-03-31
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