当社保険加入者における喫煙習慣についての検討
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概要
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喫煙率について新契約加入時に実施しているアンケート調査結果をもとに分析・検討した。対象および方法:1992年度〜1998年度における当社の20歳以上の生命保険加入者を対象。告知面最下欄にアンケート項目を設け調査を実施し,国民栄養調査,全国たばこ喫煙者率調査との比較を行なった。なお,当社の調査においては「現在まで喫煙習慣のないもの或いは禁煙して1年以上経過しているもの」を非喫煙者の定義とした。結果:調査の総対象件数は,4,162,838伴うち有効回答数は,4,021,475件であった。男性では20歳代から40歳代において当社加入者の喫煙率が他の2つの調査に比べ高く,20歳代64.9%,30歳代67.6%,40歳代64.2%であった。女性では60歳代までの各年代において当社加入者の喫煙率が高く,特に20歳代,30歳代において差が顕著で当社加入者の喫煙率は各々27.0%,26.1%であった(1997年)。
- 日本保険医学会の論文
- 2000-12-27
著者
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