教員養成課程における説明力育成への実践的試み : 「箱の中身当てゲーム」で説明のし方を考えさせる
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概要
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教員養成課程の国語科においては、学生自身の言葉の力と子どもの言葉の力を育成する力を、共に育成できる教育内容が考慮されるべきである。一方、一般的な大学生における国語能力の低下の問題に関しては、形式的な国語表現技術を教えるだけでなく、言語活動の起点となる認識の能力から開発、育成していく必要があると考えている。本稿では、先の2点をふまえて行った、音声言語教育の実践として、視覚情報や触覚情報によって物やその形状を言葉で的確に伝え合うゲームを紹介する。
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