クラスIとクラスIIの神経回路網における律動的活動度の相違
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概要
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神経細胞は一定入力に対する発火率によって、クラスIとクラスIIに分類される。本稿では、クラスIもしくはクラスIIの神経細胞を用いて神経回路網を構築し、その律動的活動度の相違を調べた。神経回路網はランダムな外部入力によって駆動され、神経回路網内の神経細胞同士の結合はSTDP学習則で更新した。その結果、クラスI神経細胞の神経回路網とクラスIIの神経細胞の神経回路網は異なる周波数の同期発火を生成することが明らかとなった。
- 2006-03-13
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