^3H-トシルアルギニンメチルエステルを基質とした微量アイソトープ法による蛋白分解酵素の定量法の応用
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概要
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p-Tosyl-l-arginine methyl ester(TAME)を加水分解する蛋白分解酵素の活性の測定法として^3H-TAMEを基質とした微量放射化学的定量法の応用例を記した。^3H-TAMEと酵素を一定時間,適当な緩衝液中で反応させ,水解されて出てくる^3H-メタノールのカウントを測定する方法である。本法は最初Beavenら(1971)によって開発され,種々のセリソ酵素の活性定量に応用されて来たが,感度が非常によいこと,方法が簡便であることから生体試料中の酵素活性の測定に便利で応用範囲も広いと考えられる。
- 北里大学の論文
- 1976-08-31
著者
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