福祉専門職志向生における面接技法習得の過程 : 'active listening' の活用を通して
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概要
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本論文では福祉専門職をめざす学生を対象に面接技法の基礎を習得させるため、active listeningを活用したセッションを行い、その効用と課題について検討した。対象者は、12名(男性3名、女性9名)であった。セッション数は全12回であった。その結果、(1)セッション全体の満足度は6.38であった、(2)参加者のアンケートシートの記述内容から、「毎回のセッションへの興味・関心の高さ」、「型の習得の難しさ」、「自己理解・他者理解につながる体験」が明らかになった。課題としては、実習などの実践場面における有用性についての検討の必要性があげられた。
- 長崎国際大学の論文
- 2004-01-31
著者
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