T. ケラーの『自己金融論』についての一考察
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概要
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本稿は Kohler, T. : Selbstfinanzierung der Unternehmung, Dusseldorf 1932を中心にした, 大戦間でのドイツの自己金融論の学説史研究である。ここで, 本稿の概要を述べれば, まず, ケラーが自己金融を自己資本調達よりも狭く解釈していることを明らかにする。次に, 経済実践での自己金融の根拠を模索し, 自己金融の手法と方法について言及する。そして, 自己金融の国民経済上の効果を, 配当政策と資本の誤配から, 検討する。
- 近畿大学の論文
- 2004-07-30
著者
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