<報告>臨床実習での経験に影響をおよぼす他者の検討
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概要
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臨床実習における効果的な人的環境を検討することを目的とし,H短期大学看護学科の学生46名を対象に,H13年5月〜12月に質問紙調査を実施した。調査内容は,臨床実習での「良かった経験」と「嫌だった経験」,それぞれの経験に影響をおよぼす他者についてである。分析は内容分析と単純集計で行った。その結果,「良かった経験」に影響をおよぼす他者は,患者・家族とメンバーであり,「嫌だった経験」に影響をおよぼす他者は看護師であった。「良かった経験」「嫌だった経験」の両者に影響をおよぼす他者は,自己と教員であった。効果的な人的環境のためには,患者とのよい人間関係の調整,グループダイナミクスの活用が重要な要素であることがわかった。
- 県立広島大学の論文
著者
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石野 レイ子
広島県立保健福祉短期大学看護学科
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島田 美鈴
広島県立保健福祉大学
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島田 美鈴
広島県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科
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石野 レイ子
広島県立保健福祉大学
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石野 レイ子
広島県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科
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