次元的景観概念を導入した森林の取扱いに関する一考察(平成3年度日本造園学会研究発表論文集(9))
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
今後の森林の景観施業において「見せる施業」の方向づけは重要なテーマである。本論は次元的景観概念を提唱し、景観現象成立の必要十分条件を満たす4生成因子(次元・景観主体・景観客体・景観媒体)を規定し、その中の次元因子に関する階層構造性を明らかにした。また人間に関する景観の次元数について考察した。さらに従来の森林の景観施業は景観の次元的階層構造性を考慮していないことを指摘し、それらに替わる「見せる施業」の多様な展開の可能性を明らかにした。
- 社団法人日本造園学会の論文
- 1991-03-30
著者
関連論文
- 戦後から1970年代までに着手されたわが国林学における観光レクリエーション研究
- 特集「美しい国土づくりとランドスケープ」にあたって
- エゾマツ林分のスペクトルの季節別・年齢別変化
- 日本の国立公園が歩んできた道 : 国立公園だからこそ期待すべきものは何か(国立公園 : 高まる期待とジレンマ)
- 男性研究者にとっての男女共同参画(公開シンポジウム,日本森林学会における男女共同参画の実現を目指して)
- 欧文文献における『背景』と『環境定位』の関係を扱った研究の系譜と特徴(平成18年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(24))
- 対談「美しい国土づくりとランドスケープ」(美しい国土づくりとランドスケープ)
- 森林計画
- 環境等の調査研究において評価主体の背景に着目した研究の動向に関する考察(平成15年度日本造園学会全国大会 研究発表論文集(21))
- 森林風景の印象をはかる(森をはかる)
- 森林風景の印象をはかる
- アメリカ国有林管理の史的展開, 人と森林との共生は可能か?, 大田伊久雄著, 京都大学学術出版会, 362ページ, 2000年, 4,500円+税
- 流域レベルの森林観光・レクリエーションポテンシャルの算定(平成12年度 日本造園学会研究発表論文集(18))
- 森林景観 : もつれた糸をほどくには(豊かな森林景観体験のために)
- 冷温帯森林の反射スペクトルの季節変化の特徴:ランドサットTMデータを利用した解析
- 我が国の保安林制度にみる風致施策の展開(平成7年度日本造園学会研究発表論文集(13))
- 森林風景写真の水平方向への構図の移動に伴う被験者の認識と評価の変化に関する一考察(平成6年度日本造園学会研究発表論文集(12))
- 第2回森林風致研究会報告 日本人の求める都市近郊森林レクリエーションとは? : 都市近郊林の風致的取り扱いの模索
- 保護林制度における生物群集の保全の現状(平成6年度日本造園学会研究発表論文集(12))
- 都市近郊地域における流域レベルの森林保全制度の検討 : 霞ヶ浦流域を事例として
- 霞ヶ浦流域における森林の歴史的変遷に関する研究
- タイトル無し
- 次元的景観概念を導入した森林の取扱いに関する一考察(平成3年度日本造園学会研究発表論文集(9))
- 明治期から1960年代にかけての日本の観光レクリエーションに関わる施策の動向