高校ボクシング選手の体重減量について(第1報) : 減量方法およびその効果

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1 全国高校ボクシング選手権大会および国体ボクシング出場選手を対象にして,質問紙法により,減量調査を実施した。2 大会出場選手のうち,92%が減量経験者で,2試合中1試合の減量経験者は,50%以上にもなっている。3 体重を減量する必要性については,"適当と思われるクラスよりオーバーしているから"と答えたものが多く,また,減量指導者は監督が多数を占めた。4 体重を減量する方法については,減食法と練習時厚着による落汗法がもっとも多く,また,同時に両者併用の傾向がみられた。ついで,入浴法,飲料水の摂取禁止の順となった。また,体重を減量する場合には,その期間を2回あるいは3回の時期に分けるものが,多数を示した。5 体重の減量効果のあったものに,練習時の厚着によるもの,減食法,入浴法があった。また,減食法,入浴法が,効果のあったものとして高い頻度を示したが,減量効果は大きいにもかかわらず苦痛度は高いと考えられる。終りに臨み,中山仁,宮本一史,斎藤正紀の諸氏の協力に厚く感謝致します.<abst>1 大学女子バレーボール部員4名を被験者として,6人制バレーボール競技のOver Pass, Under Pass, Toss, Serve,回転Receive, Receive, Stop, Attack, Feintの9種目の基本動作について,R.M.R.及び需要熱量を求め,9人制の先業との比較を試みた。2 Pass, Toss, Serveにおいては,打球に際して比較的構えの長いServe, Toss, Over Passにおいて,R.M.R.は1.2〜1.7を示し,これに反し,構えの短いUnder Passでは0.6となり,基本動作申最低を示した。3 Receiveにおいては,Speedの著しい回転ReceiveでR.M.Rは2.6と,基本動作中でも,とりわけ高い値を示しているのに対し,普通に行なわれるReceiveでは,0.7の低い値を示した。4 JumpをともなうFeint, Attack, Stopなどの動作では,R.M.R.は2.0〜3.4で,基本動作中でも高い値を示した。とくに,Feintは3.4と基本動作中最高の値となった。5 6人制競技の場合と9人制のそれとを比較してみると,6人制の方が全動作を通じて2〜5倍の熱量を必要とし,なかでもTossに要する熱量の差がもっとも大であった。終りに臨み,中山仁,中島佳子,小島弘子,近藤敏子,須貝道子の諸氏の協力に感謝致します。
1967-03-20

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