超音波画像のデジタル情報の利用と産肉形質の早期予測基準値

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概要

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超音波診断装置利用による肉用牛の産肉能力改良に関する研究が従来発表されてきている.本研究では,最近,当研究室が中心となって開発した超音波測定器スーパー・アイ・ミートSEM-900を用いて,個体の発育にともなう画像の変化,脂肪交雑と画像情報との関連,および産肉形質の肥育にともなう経時的な変化について検討した.発育にともなう画像の変化に関して,スキャニング時の個体の発育に合わせ,装置のGain調整を行なう必要があると認められた.脂肪交雑と画像情報との関連については,画像情報を用いることにより.脂肪交雑の客観的推定の可能性が認められた.産肉形質の肥育にともなう経時的な変化に関しては,胸最長筋横断面積では16ヶ月齢時,脂肪交雑では18ヶ月齢時また筋問脂肪厚・バラ厚においては14ヶ月齢時で早期予測が可能であることが認められた.
宮崎大学の論文
2004-03-30

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