ニンニク由来オリゴ糖の精製と性質(自然科学編)
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概要
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ニンニク(Allium sativum)の鱗茎より、熱水抽出、硫安分画、ゲル濾過法とイオン交換クロマトグラフィーによりオリゴ糖を精製した。このオリゴ糖の分子量は、ゲル濾過法とMALDI-TOF/MS法により約1800であった。構成単糖は、グルコースとフルクトースであり、その比は1.5:1であった。メチル化分析により、このオリゴ糖の非還元末端はフルクトースであり、各単糖の結合位置は、1→6結合のフルクトース、1→1結合のフルクトースあるいは1→2結合のグルコース、1→6結合のグルコース、1→2、1→6結合のグルコースであった。
著者
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奥田 智恵
九州女子大学家政学部栄養学科
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塚本 貞次
九州女子大学家政学部家政学科
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水崎 幸一
九州女子大学家政学部家政学科
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塚本 貞次
九州女子大学家政学部
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水崎 幸一
九州女子大学家政学部栄養学科
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